事業を始める人が最初にやるべき『売れる仕組み』の作り方
- 啓 市川
- 2月8日
- 読了時間: 3分
はじめに
「マーケティング」とは、無理に売り込まずに選ばれることが理想です。事業を始める際、多くの人が「商品やサービスの中身」を作ることに全力を注ぎます。しかし、どんなに素晴らしいサービスでも、誰にも知られなければ存在しないのと同じです。
「マーケティング」というと、複雑なデータ分析や派手な広告をイメージするかもしれません。しかし、創業期に必要なマーケティングの本質は非常にシンプルです。それは、「あなたの商品を必要としている人に、見つけてもらい、選んでもらうための準備」のことです。
飛び込み営業で無理やり売るのではなく、お客様の方から「それが欲しかった」と言ってもらう状態を作る。そのために、事業開始前に整理すべき「3つのステップ」と「準備物」をご紹介します。
ステップ1:お客様は「誰」ですか?(ターゲット設定)
最初にやるべきことは、「誰に売りたいか」を決めることです。 初心者が陥りがちな最大の失敗は「みんなに来てほしい」と考えてしまうことです。「誰でもいい」というメッセージは、誰の心にも刺さりません。
悪い例: 「美味しいコーヒーを入れるので、老若男女みんなに来てほしいカフェ」
良い例: 「毎朝忙しい会社員が、始業前に5分だけリラックスして頭を整理できるカフェ」
まずは「たった一人の理想のお客様」を想像してください。その人はどんな悩みを持ち、どんな生活をしていますか?その一人に向けて手紙を書くようなつもりで準備を進めましょう。
ステップ2:あなたの「売り」は何ですか?(提供価値)
次に、「なぜお客様は、他ではなくあなたから買うのか?」を明確にします。これをマーケティング用語でUSP(Unique Selling Proposition)と呼びますが、要は「あなただけの約束」です。
他社より「早い」のか?
他社より「親切」なのか?
他社にはない「独自の体験」があるのか?
「なんとなく良いもの」は選ばれません。「〇〇に困っているなら、私に任せてください」と一言で言える強みを見つけましょう。
ステップ3:どこで出会いますか?(集客導線)
「誰に(ステップ1)」「何を(ステップ2)」提供するかが決まったら、最後は「どこで出会うか」です。 あなたのお客様はどこにいますか?
Instagramを見ていますか?(→SNS発信)
Googleで検索していますか?(→ホームページ・ブログ)
地域のイベントにいますか?(→チラシ・対面)
お客様がいない場所で声を張り上げても意味がありません。お客様の普段の行動に合わせて、情報を置く場所を決めましょう。
【保存版】事業開始前にこれだけは準備しようリスト
理論が分かったところで、具体的に手元に用意すべき「3つの神器」をまとめました。
事業コンセプトシート(A4 1枚でOK)
「誰の・どんな悩みを・どうやって解決し・どうなれるのか」を言語化したもの。迷った時の羅針盤になります。
お客様の受け皿(WebサイトやLP)
興味を持った人が、詳細を確認し、申し込むための場所です。最初は無料のホームページ作成ツールや、noteなどの記事ページでも構いません。「信頼できる情報(料金、プロフィール、連絡先)」が載っていることが重要です。
発信するための窓口(SNSアカウント1つ)
あれもこれも手を出すと続きません。ステップ3で考えた「お客様がいそうな場所」を1つだけ選び、そこでお役立ち情報を発信したり、人となりを伝えたりしましょう。
最後に
マーケティングは「センス」ではなく「手順」です。 いきなり100点を目指す必要はありません。まずは「誰に、何を届けるか」を決め、小さく試してみること。反応がなければ、ターゲットを変えたり、伝え方を変えたりして修正していけば大丈夫です。
まずはコンセプトシートを書き出すことがとても大切で、IRISではこのような事業計画をより具体性を持たせ、実行に移すためのプランニングをお手伝いさせていただいております。いつでもお気軽にお問い合わせください。


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